スマート農業の第1歩は、水田管理から
農業従事者の高齢化と担い手不足により、農作業の効率は喫緊の課題です。なかでも水稲栽培では状況に応じて細やかな水管理が必要です。水田センサは水田に設置して、水稲栽培に必要な水位、水温を自動で計測するシステムです。水田センサによってリアルタイムで水位の状態をチェックすることで、水の見回り回数、見回りに必要な時間を大きく削減することが可能になります。
センサー機能
- センサ部は可動部分がなく故障が少ない
- 自動較正機能を持ち、測定結果の高い信頼性
- 雨風台風や直射日光、化学薬品にも耐える頑丈な筐体
通信機能
- 920MHz無線通信
- センサ(子機)とクラウドゲートウェイ(親機)との通信距離は条件により約3km以上
- 測定データはクラウドサーバー保存のため消失の心配不要
省電力機能
- 静電容量方式を採用し、コストを押さえたシンプル設計で省電力
- 単2乾電池2本で約6ヶ月以上稼働
- 電気工事不要で設置や移動、増設も簡単
- 24時間自動でデータ取得
システムマップ
センサ仕様
センサ本体 |
構造 外形寸法 |
野外設置円筒形 本体部 外形40φ 長さ540mm |
無線BOX |
構造 外形寸法 電源 総重量 通信方式 計測間隔 特徴 |
防水・防塵プラボックス 150×110×40mm 単2電池2本 6ヶ月以上稼働 約870g 920MHz無線通信 省エネ双方向通信 親機にて指定 2分・3分・4分・5分・6分・10分 自動較正機能 (オートキャリブ) |
水位センサ |
測定方式 測定範囲 精度 |
静電容量 0~25cm ±5mm |
水温センサ |
測定方式 測定範囲 精度 |
サーミスタ 0~40℃ ±1.0℃ |
設置例